[TRIP] YARN HOME TOUR 2024 / CHIN JUKAN (鹿児島)、GULI GULI (大阪・池田)

YARN HOME TOUR 2024 Vol.8-9

この春の旅先での思い出、鹿児島の「CHIN JUKAN POTTERY (チンジュカンポッタリー)」さんと「GULI GULI(グリグリ)」さんについての旅日記です。Maple TOUR は、GULIGULIさんで千秋楽でした。

TOUR Vol.8 CHIN JUKAN POTTERY (鹿児島)

CHIN JUKAN POTTERY は、薩摩焼を代表する窯元「沈壽官窯」とライフスタイルをデザインする「ランドスケーププロダクツ」が運営するカフェ兼ミュージアムショップです。

今回の展示は、ランドスケーププロダクツが運営する千駄ヶ谷にある「Pili(ピリ)」さんとのお付き合いから繋がったのですが、これには現在 CHIN JUKAN POTTERY をメインで運営している、福司山(ふくしやま)さんとの出会いも大きいのです。私がロンドンに住んでいたとき(2013年頃) に、日本の文化を伝えるイベントで1日ご一緒したのですが、数年後にpiliさんのオープニングで再会したのです。

そこからpiliさんのオリジナル商品を作らせていただいたり、こうやってPOP UPを開催してもらったり、いつかの出会いが、どう繋がれ、紡がれるのか、人生の面白いところだなと改めて感じています。（piliさん新色のグリーンをスタッフさんが愛用されていて嬉しかったです）

前置きが長くなってしまいましたが、 CHIN JUKAN POTTERYは、鹿児島県歴史資料センター黎明館内にあり、カフェの窓からは桜島や鶴丸城の御楼門を眺めながら一息つけます。わたしもお茶をさせていただきましたが、実際にショップで販売している器で楽しませてもらうことができます。

石蔵を改装した、お取引先のGOOD NEIGHBORs

翌日は、もう何年もお取引がある「GOOD NEIGHBORs」さんへ、やっと伺うことができました。桜島へ渡るターミナルの近くにある立派な石蔵を改装したショップ、ギャラリー、カフェが併設しています。わたしはお土産に可愛い起き上がり小法師を購入させていただきました。

日本茶の美味しさを再確認できる場所「すすむ屋茶店」

そのあとは催事などでご一緒する「すすむ屋茶店」さんの本店へ。こちらでは抹茶味のアイスクリームとお茶をいただきました。いつも水出しのティーパックを使用しているのですが、お土産にもちょうど良いサイズのお茶のバリエーションも豊富で、こちらでもお土産を購入しました。福司山さんのアテンドのおかげで鹿児島での滞在が本当に有意義な時間となりました。

TOUR千秋楽のGULIGULI(大阪・池田市)

GULIGULIさんは、2021年の春に料理家(当時)の宮本しばにさんの「台所道具展」へお声がけいただき、ふきんをご紹介くださったのが始まりでした。そのあとも常設でふきんを扱っていただいておりましたが、今回はバリエーションも増やして、ベッドを設えて贅沢に空間を彩る機会をいただきました。

GULIGULIさんは、荒木造園設計が母体ということもあり、お庭がとっても印象的な場所です。以前に知人のアーティストさんが展示をしていて、画像や動画から伝わる瑞々しい雰囲気に、一体どんなところなんだろうと思いを巡らせていました。

また、GULIGULIさんのスタッフには、以前に一緒に滋賀で織物の工場を回った、もうりひとみさんもいらっしゃるので、再会も嬉しいものでした。もうりさんは絵本作家さんとしても一面もあり、GULIGULIさんで朗読会も行われておりますので、ぜひご覧になってみてください。

GULIGULIさんにはギャラリーショップの他に、カフェも併設していて、新鮮なこだわりの野菜を使用したお料理が大人気なのですが、この日は屋久島のお野菜がでてきて、美味しくいただきました。メニュー表には展示の案内も載せてくださっていて、すごい！と感激しました。

FOOD ORCHESTRA(フードオーケストラ)

大阪には阿倍野にある「フードオーケストラ」さんでお取り扱いがあり、帰りに立ち寄りました。「安心できる、おいしい食品を選りすぐってお届けする」をモットーにされているだけあって、楽しい品揃えで目移りしました。普段の食卓にあると嬉しいものたちで溢れていて、近所にあったら通ってしまうお店だなと思います。

鹿児島に、大阪。どちらも違った魅力が詰まった場所ですが、ぜひ旅の参考にしていただけたら嬉しいです。