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【VOICE特別編:私のギフト体験】真心も包む、手縫いの『フロシキ』

2023.12.12

【VOICE特別編:私のギフト体験】真心も包む、手縫いの『フロシキ』
【VOICE特別編:私のギフト体験】真心も包む、手縫いの『フロシキ』

年末が近づいてくると、心がそわそわしてしまうのは私だけでしょうか。大掃除はもちろん、心残りはないかと、何かと「片付けたい気持ち」に火がつくこの季節。すこやかに新しい年を迎えたいものですね。今回の「私のギフト体験」は、裁縫&商品管理の田中がお送りします。

私の愛用ミシンで「フロシキ」が生まれました。

YARN HOMEの創業時からお手伝いしています。デザイナーの祐美さんのアイデアをどんな風にカタチにするか話し合って、試作品を作ってみたり、縫製工場に相談したり。今ではいくつものアイデアがカタチになって我が子のように愛おしいです。

そんな私がオススメしたいのはギフトパッケージのひとつである「フロシキ」です。ご存知ない方も多いかもしれませんが、YARN HOMEにはフロシキがあるんです。

「BINGO」シリーズを開発したとき、思い違いで生まれてしまったデニム生地があって、「どうしましょう?」と祐美さんと相談したところ、「フロシキにできないかな?」と。

私は縫い物が好きで、たまたまロックミシンを持っていたんですね。すっきりとしたブルーの生地に赤い糸で周辺を縫って試作してみたら、「いいねえ」と。生地が余らないように裁断の工夫をして、できあがったのがこちらのフロシキなんです。

10枚縫うのに、3日はかかります。趣味で孫や自分のために縫うのとは違って、お客様にお届けするものですから、緊張感はあるのですが。鶴の恩返しのように(笑)、丹精込めて1枚1枚縫っています。

真心までいっしょに包む。

フロシキでギフトを包むって、ワンランク上のおしゃれさがあるな、と思っているんです。まずゴミにならないのがいい。包装自体もプレゼントになっちゃうわけですから。

さらに、フロシキで包むと、縛ったあとのシワなんかも素敵じゃないですか。どなたかが「手で包んだんだ」っていう手仕事が目で見て伝わるし。真心がこもっている感じもありますよね。わたしたちが包ませていただいているんですけどね(笑)。

あとね、梱包を担当しているからわかるのですが、箱や紙のラッピングは、おなじサイズのものを包む時はとてもやりやすいんですね。でも、バラバラのサイズのものをまとめようとすると、技術とセンスが必要になります。それと比べてフロシキはすごいですよ。たとえば、ハンカチ、ルームシューズ、バスタオル、というまったく異なる大きさやカタチのものをピタッと包むことができる。隙間ができないし、グラグラしない。開いたときのワクワク感も増す。フロシキならではだと思います。

わたし流の「フロシキ」活用術

私はいつもエコバッグと一緒に、フロシキを1枚カバンに入れています。エコバッグがいっぱいになったら、フロシキで包んだり。瓶や缶づめ、ワインなんかを買ったときはフロシキで包んでからエコバッグに入れたり。カタチや大きさが違うもの、なかでぶつかったらイヤなものを縛っちゃう。そうすると安定感が出るんですね。

それから、旅行のときにも重宝します。お洋服や下着を包んで持っていって、お風呂に行く時には着替えを入れて運んだり。たたんだらハンカチくらいになりますから、すっとカバンに挟み込んで持ち運びできるところもいいですよね。

また、友人はホームパーティのときにフロシキでワインを包んで持っていったら、帰りは折りたたむと荷物にならないし、便利な大きさだったとそのときの写真を添えて教えてくれて、嬉しくなりました。

みなさんはどんな風にフロシキを使っていらっしゃるんでしょうか?ぜひいつかお聞きしてみたいです。

我が子のような商品を、愛してくださるのがうれしい。

以前、とってもうれしい出来事がありました。妊娠中に履かれていたという思い出のルームシューズを、「お直しできないか?」とご相談をいただいて、送ってきてくださった方がいらしたんですね。傷んでしまった生地に当て布をしてチクチクと縫ってお返ししました。こんなに大事に思っていただけるなんて、本当にうれしいです。

実際の写真

ルームシューズは、私も発売当時から愛用しています。魔法のようなシューズで、履くとエンジンがかかる!あれがないと家事ができないんですよ(笑)。

仕上げも担当しているので、愛情もひとしおです。縫製工場から帰ってきたものを何度もひっくり返しながら口を縫って、タグを縫い付けています。もう一人の梱包担当である藤井さんが最後にアイロンをかけてくれて、完成です。

1個1個が我が子のように愛おしい。「いってらっしゃい!可愛がってもらってね」と送り出しています。これからも長く愛していただけたら、それほどうれしいことはありません。

 

フロシキのご注文は、商品ページ「ギフト包装」を「あり」と選択後、「包装の種類」からフロシキをお選びください。お手数なのですが、備考欄に一緒にお包みするアイテムを記載していただけるとありがたいです。

こちらにも詳しく記載しています。ぜひご覧ください。

YARN HOME JOURNAL 「ギフトをご利用のお客様へ」